【分類】 ツバキ科/モッコク属
【成長】 やや遅い
【仕立て】 単幹
ツバキ科の常緑樹。樹齢を経るに従って風格の出る樹姿や放任しても樹形を整えやすいことから、 日本庭園には欠かせない「庭木の王」とされる。
花が咲き、実もなる。
最大の特徴はツバキ科独特のツヤツヤした葉
半日陰に植え、冷たい風に当たらないようにする。
日向を好む。
強い日差しと寒さに当たると、成長が弱まる。
モッコクの剪定には刈り込みバサミを使用した刈り込む剪定と枝透かし剪定がある
障害物のないひらけた場所なら、自然に任せてもそれなりに美しい枝ぶりになります。
ただ、放っておくと小枝にたくさんの葉っぱが茂り、風通しが悪くなって病気や害虫が発生しやすくなってしまいます。
古い葉っぱをむしり取り、下向きの枝や他の枝と絡み合っている枝、枯れた枝など必要のない枝を減らしていきます。
また、三叉に枝が生えているときは、真ん中の枝を付け根から切ります。
芽吹く力が弱く、剪定しすぎると樹勢が弱まるので、全体を見て木の向こう側が見えるくらい枝を間引けば十分です。
ひと手間かけるなら、枝先の葉三枚を残してほかを摘み取るとより美しく仕上がる。
モッコクの剪定適期は3月中旬から4月頃と5月下旬から6月一杯が適期。