【分類】 モクセイ科/モクセイ属
【別名】 丹桂(タンケイ)/モクセイ
【成長】 やや遅い
【高さ】 3m~10m
【仕立て】単幹/株立ち/垣根
9月~10月頃に香りの強い黄色の花を咲かせる。
キンモクセイは、ジンチョウゲ、クチナシとともに「三香木」と言われる。
キンモクセイは雌雄異株(オスの木とメスの木がある種)。
雌の木には実がなる。
日本で流通するキンモクセイは雄の木が多いので、実を見ることはほぼない。
高さは7m~8mになる。
本来は自然に樹形が整う木なので、 木全体を遠くから見渡せるような広い庭であれば放っておいた方が良い。
狭いに庭の場合、上に伸び過ぎると下枝が寂しくなって目隠しにならないばかりか、 格好悪くなるので、上部を抑える剪定が必要。
刈り込みバサミで好みの形に切るだけですが、 下枝は生えにくいので根元から生えている小枝は大事にします。
刈り込みバサミによる剪定だけでは、やがて枝が混み合ってきて家が暗くなってきますので、 数年に一度は、内部の枝を透かします。
①刈り込みバサミで、木の表面を刈り込んで、楕円形などの形を作る。
②木の表面に達していない枝(楕円形を作るのに貢献していない枝)を、木バサミで元から切る。
春から秋の生育期に葉が茂るので、剪定したくなりますが、花を楽しみたい場合は注意が必要。
キンモクセイは、その年の春から夏に伸びた枝に花をつけるので、 春~夏に剪定すると花を楽しめなくなります。 よって剪定は花の直後か、翌年の花に影響の少ない2月~3月となります。